CBTが公的化?!
普段の授業やレポート、そして試験でさえストレス溜まるのに…加えて、CBTとOSCEが公的化だって?!もうやだよ。。。
学生の立場からしたら、そう感じざるを得ない、『CBTおよびOSCEの公的化』。
今回のブログでは、
についてお話ししていきたいと思います。
共用試験の公的化によってどのような影響があるのかについて、厚生労働省の公式HPに掲載されている医道審議会作成の資料によると、以下のとおりだそうです。
共用試験の公的化といわゆるStudent Doctorの法的位置づけによる影響
(1)医学教育への影響・臨床実習の診療参加型化の促進につながる。
(2) 医学生(医師)個人への影響
・手技等を経験する機会が増加し、手技の比重が高い診療科に対する積極的な効果により、診療科偏在是正に対する効果が期待される。
・臨床研修における負担が一部軽減され医師の働き方改革にも資することが期待される。
(3) いわゆるStudent Doctorが診療参加型臨床実習を行う際の患者同意等
・同意を患者から得られやすくなることで、診療参加型臨床実習が促進される。
・将来的に患者理解が進んだ場合、一般的な処置について、特別な同意取得の必要なく、診療参加型実習において行うことを可能となることが望ましい。
(4) 地域における実習と地域医療への影響
・主体性を持って地域医療を体感することで、将来のキャリアに良い影響が与えられる。
・各養成課程の中で現状よりも地域に貢献することが可能となる。
病院実習を始める前に、ちゃんと知識があるかの確認という意味で大事なのはわかるよ…それでも…うううなんで今までと同じじゃダメなの??
1. なぜ公的化になったのか
CBTの問題点について
今までのCBTの合格基準というのは、各大学に基本的に一任されていました。CBTの実施機構の一部である全国医学部長病院長会議(AJMC)からCBT最低合格基準(IRT359以上)というのは定められていたのですが、最終的な合格の判断は大学側に決めることができていました。
そのため、A大学では400点以上でCBT合格、B大学では370点で合格など、不公平性があることが挙げられていました。
また余談ですが、今回の公的化のために、医師国家試験を受験するためには、この共用試験(つまりCBTとOSCE)を合格することが受験資格となることから、全大学に共通して適用される合格基準を用いなければならないということから、合格最低点は設定されなければなりませんでした。
OSCEの問題点
CBTと比較して、OSCEに関しては問題が山積みでした。
まず、合格判定に関しての規定がまずなかったため、各大学がそれぞれ合格基準というものを設定していました。そして、その合格の判断も、各大学の内部評価者が行なっていました。
OSCEはヘマしても大丈夫って先輩から聞いたことあるような…ないような…
加えて、OSCE評価項目というのがあります。全部で10項目あり、そのうちの6項目の実施を今までは義務付けしており、残りの4項目を実施するかどうかというのは各大学が決定できるようになっていました。
このためOSCEの合格基準も実施項目も大学によってバラバラなため、公平を期すために、合格採点に機構から認定を受けた外部評価者を入れることや、評価項目の実施も大学全てに、今回、公的化第一回目の2023年度は10項目のうちの8項目を課しました。
最終的には10項目全ての実施を義務付けようという考えらしいよ💦
2. 公的化によって、試験に実際どのような変化があるのか
ズバリ言います!
『本試験で合格することが必須である』
といっても過言ではないです!
CBTもOSCEも、各大学の裁量によって合否を決めることができるため、
再試験で合格させてくれるっしょ〜
という甘い考えがあった部分は医学生的にあったかもしれませんが、
今年からは通用しなくなります。
(((しんどい、、、メンタル的なしんどさがすごい、、、)))
なので、本試験で通過するにはどうすればいいのか?!
次回のブログでお話ししようと思います!
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